excite book: 三浦雅士インタビュー「村上春樹と柴田元幸とアメリカの憂鬱」

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これを読んでおけば、『村上春樹柴田元幸のもうひとつのアメリカ』の評論部分は読まなくても良い気がするな。

それから二人は、自分たちの思想を表現するには翻訳が一番ふさわしいことに、潜在的に気がついていく。要するに自分が「いなくなること」によって「いる」という仕掛けがこの二人にとって重要だったんです。
という部分は、たぶん、上の「3」で私が言いたかったことと同じですね。
ただ、やはり「冥界」とか「幻想」という言葉を使ってしまうと、「いなくなる」ことが強調されすぎて、「いる」の部分の意味合いが薄くなってしまう気がするので、あまり好きじゃないんだが。